お知らせHideto Inoue Dental Clinic / Implant Clinic

単独型歯科医師臨床研修施設

【研修医プログラム内容①】

2024.08.02
【研修医プログラム内容①】

井上秀人歯科単独型臨床研修プログラム




1.歯科医師臨床研修プログラムの名称


 井上秀人歯科単独型臨床研修プログラム




2.歯科医師臨床研修プログラムの目的


患者中心の全人的医療を理解し、歯科医師に求められる基本的臨床能力(知識、技能、態度)を身につけ、

さらに患者に信頼される歯科医師としての人格の向上に努めるとともに、近年の少子・高齢化社会に伴う

疾病構造の変化や国民の歯科医療に対するニーズの高度・多様化を踏まえ、

一般歯科医療の態度・技術・知識の習得はもとより、

"良質で先進的な歯科医療を提供し得る能力を持つ歯科医師"となるための生涯研修の第1歩とする。




3.歯科医師臨床研修の到達目標の基本方針


(1)歯科医師として身につけるべき基本的価値観及び基本的診療能力を修得する


(2)地域包括ケアシステムの構築など、医療の提供体制の変化を踏まえ、

         チーム医療・多職種連携等へ対応できる


(3)各ライフステージにおいて必要な歯科保健医療への対応を行う




4.歯科医師臨床研修プログラムの特色


本院における歯科医師臨床研修は、一般歯科診療のみならず、

口腔インプラント治療・矯正治療にも積極的に取り組んでおり、

幅広い分野の豊富な症例と指導スタッフにより研修密度の濃い充実した研修ができる。

矯正治療では、全国の歯科医院向けにマウスピース治療の見学会を行っており、

小児・成人向けに最先端の矯正治療を身に着けることが出来る。

さらに、口腔インプラント治療では九州地方トップクラスの症例実績を有しており、

ノウハウなどを臨床経験豊富な指導歯科医が指導する。他には全身管理、豚顎骨実習、点滴実習などの

特色のある研修を経験することが出来る。臨床能力の質向上及び臨床研修内容の補完として、

各分野が開催する症例報告会、治療計画検討会、勉強会などへの参加も可能とする。

向上心が高く、臨床スキルの高い研修歯科医と認められた者は、指導歯科医とともに、

指導歯科医が担当する患者の治療にあたることで、より難易度の高い治療も経験できる。




5.歯科医師臨床研修プログラムの目標


上記の目的を達成するための基本方針の下、本研修プログラムを通して、

歯科医療における基本的診療能力を身につけたうえで、患者の価値観や自己決定権を尊重し、

さらには患者のQOLを高める総合的な治療を実践し、

医療従事者としてふさわしい倫理観と責任感・診療能力を修得することを目標とする。


プログラムは、大きく分けて3つの区分から構成されており、

 A)歯科医師としての基本的価値観(プロフェッショナリズム)の修得、


 B)資質・能力の向上、


 C)基本的診療業務とする。


それぞれ細分化された研修内容に対して必要症例数を設けておりそれらの修了を目標とする。





6.修了判定


1)処置ごとに1症例とする。


2)症例数

  (ア)歯科医師臨床研修の到達目標を達成するため研修歯科医1人当たりに必要な症例数:

         205例(修了判定の評価基準合計。受講必須項目含む。)


  (イ) 研修期間中に経験することを目標とする研修歯科医1人当たり症例数:331例(目標症例数)

 

3)修了判定を行う項目


(ア)レポートの提出

(イ)必要症例数の達成状況

(ウ)研修評価シートの記載状況

(エ)研修態度


4)修了判定を行う基準


(ア)レポートの提出に対する指導歯科医の承認を得ている

(イ)必要症例数を達成している

(ウ)研修評価シートの記載状況に対する指導歯科医の承認を得ている

  A~Cの3段階中B以上で合格とする。

  A:優秀 B:合格 C:不合格

(エ)指導歯科医、上級歯科医、当施設職員の多面評価に基づく研修態度

  研修評価シートA~Cの3段階中B以上で合格とする。

  A:優秀 B:合格 C:不合格





7.募集定員 : 2名

 井上秀人歯科単独型臨床研修プログラム:2名




8.研修プログラム概要



A)歯科医師としての基本的価値観(プロフェッショナリズム)の修得


(ア)社会的使命と公衆衛生への寄与

社会的使命を自覚し、説明責任を果たしつつ、

社会の変遷に配慮した公正な医療の提供及び公衆衛生の向上に努めることができる


(イ)利他的な態度

患者の苦痛や不安の軽減と福利の向上を最優先するとともにQOLに配慮し、

患者の価値観や自己決定権を尊重することができる


(ウ)人間性の尊重

患者や家族の多様な価値観、感情、知識に配慮し、尊敬の念と思いやりの心を持って接することができる


(エ)自らを高める姿勢

自らの言動及び医療の内容を省察し、常に資質・能力の向上に努めることができる



B)資質・能力の向上


(ア)医学・医療における倫理性

診療、研究、教育に関する倫理的な問題を認識し、適切に行動する

① 人間の尊厳を守り、生命の不可侵性を尊重する。

② 患者のプライバシーに配慮し、守秘義務を果たす。③ 倫理的ジレンマを認識し、相互尊重に基づき対応する。

④ 利益相反を認識し、管理方針に準拠して対応する。

⑤ 診療、研究、教育の透明性を確保し、不正行為の防止に努める。


(イ)歯科医療の質と安全の管理

患者にとって良質かつ安全な医療を提供し、医療従事者の安全性にも配慮する

① 医療の質と患者安全の重要性を理解し、それらの評価・改善に努める。

② 日常業務の一環として、報告・連絡・相談を実践する。

③ 医療事故等の予防と事後の対応を行う。

④ 歯科診療の特性を踏まえた院内感染対策について理解し、実践する。

⑤ 医療従事者の健康管理(予防接種や針刺し事故への対応を含む。)を理解し、自らの健

康管理に努める。


(ウ)医学知識と問題対応能力

最新の医学及び医療に関する知識を獲得し、自らが直面する診療上の問題について、科学的根拠

に経験を加味して解決を図る

① 頻度の高い疾患について、適切な臨床推論のプロセスを経て、鑑別診断と初期対応を行う。

② 患者情報を収集し、最新の医学的知見に基づいて、患者の意向や生活の質に配慮した臨床決

断を行う。

③ 保健・医療・福祉の各側面に配慮した診療計画を立案し、実行する。

④ 高度な専門医療を要する場合には適切に連携する。


(エ)診療技能と患者ケア

臨床技能を磨き、患者の苦痛や不安、考え・意向に配慮した診療を行う

① 患者の健康状態に関する情報を、心理・社会的側面を含めて、効果的かつ安全に収集する。

② 診察・検査の結果を踏まえ、一口腔単位の診療計画を作成する。

③ 患者の状態やライフステージに合わせた、最適な治療を安全に実施する。

④ 診療内容とその根拠に関する医療記録や文書を、適切かつ遅滞なく作成する。


(オ)コミュニケーション能力

患者の心理・社会的背景を踏まえて、患者や家族と良好な関係性を築く

① 適切な言葉遣い、礼儀正しい態度、身だしなみで患者や家族に接する。

② 患者や家族にとって必要な情報を整理し、分かりやすい言葉で説明して、

患者の主体的な意思決定を支援する。





【研修医プログラム内容①】

プログラム内容A

【歯科医師としての基本的価値観(プロフェッショナリズム)の修得】

         研修内容 目標症例数 研修歯科医の指導体制

         修了判定の評価基準(必要な症例数等)



(ア)社会的使命と公衆衛生への寄与

        社会的使命を自覚し、説明責任を果たしつつ、

        社会の変遷に配慮した公正な医療の提供及び公衆衛生の向上の説明をする

(イ)利他的な態度

        患者の苦痛や不安の軽減と福利の向上を最優先するとともに

        QOLに配慮し、患者の価値観や自己決定権を尊重することを説明する

(ウ)人間性の尊重

         患者や家族の多様な価値観、感情、知識に配慮

         し、尊敬の念と思いやりの心を持って接するように説明する

(エ)自らを高める姿勢

         自らの言動及び医療の内容を省察し、常に資質・能力の向上に努めることを説明する


【研修内容】     

 1)講義  2)自習

【目標症例数】     

 受講必須(1症例)

【研修歯科医の指導体制】

 指導歯科医による講義

【修了判定の評価基準(必要な症例数等)】

 指導歯科医による研修評価シートの記載状況の確認を行い指導歯科医が評価する。

 評価はA~Cの3段階で、B以上で修了   1症例





【研修医プログラム内容①】

プログラム内容B

【資質・能力の向上 研修内容 目標症例数 研修歯科医の指導体制】

         修了判定の評価基準(必要な症例数等)


【研修内容】     

 1)講義  2)自習

【目標症例数】     

 受講必須(1症例)

【研修歯科医の指導体制】

 指導歯科医による講義

【修了判定の評価基準(必要な症例数等)】

 指導歯科医による研修評価シートの記載状況の確認を行い指導歯科医が評価する。

 評価はA~Cの3段階で、B以上で修了   1症例



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(ア)医学・医療における倫理性、診療、研究、教育に関する倫理的な問題を認識し、適切に行動する


① 人間の尊厳を守り、生命の不可侵性を尊重することを説明する

② 患者のプライバシーに配慮し、守秘義務を果たすことを説明する

③ 倫理的ジレンマを認識し、相互尊重に基づき対応することを説明する

④ 利益相反を認識し、管理方針に準拠して対応することを説明する

⑤ 診療、研究、教育の透明性を確保し、不正行為の防止に努めることを説明する


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 (イ)歯科医療の質と安全の管理

      患者にとって良質かつ安全な医療を提供し、医療従事者の安全性にも配慮する。


① 医療の質と患者安全の重要性を理解し、それらの評価・改善に努める。

② 日常業務の一環として、報告・連絡・相談を実践する。

③ 医療事故等の予防と事後の対応を行う。

④ 歯科診療の特性を踏まえた院内感染対策について理解し、実践する。

⑤ 医療従事者の健康管理(予防接種や針刺し事故への対応を含む。)を理解し、

    自らの健康管理に努める。


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 (ウ) 医学知識と問題対応能力

       最新の医学及び医療に関する知識を獲得し、自らが直面する診療上の問題について、

       科学的根拠に経験を加味して解決を図る。


① 頻度の高い疾患について、適切な臨床推論のプロセスを経て、鑑別診断と初期対応を行う。

② 患者情報を収集し、最新の医学的知見に基づいて、

    患者の意向や生活の質に配慮した臨床決断を行う。

③ 保健・医療・福祉の各側面に配慮した診療計画を立案し、実行する。

④ 高度な専門医療を要する場合には適切に連携する。


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 (エ) 診療技能と患者ケア

        臨床技能を磨き、患者の苦痛や不安、考え・移行に配慮した診療を行う。


① 患者の健康状態に関する情報を、心理・社会的側面を含めて、効果的かつ安全に収集する。

② 診察・検査の結果を踏まえ、一口腔単位の診療計画を作成する。

③ 患者の状態やライフステージに合わせた、最適な治療を安全に実施する。

④ 診療内容とその根拠に関する医療記録や文書を、適切かつ遅滞なく作成する。


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(オ) コミュニケーション能力

      患者の心理・社会的背景を踏まえて、患者や家族と良好な関係性を築く。

① 適切な言葉遣い、礼儀正しい態度、身だしなみで患者や家族に接する。

② 患者や家族にとって必要な情報を整理し、分かりやすい言葉で説明して、

    患者の主体的な意思決定を支援する。

③ 患者や家族のニーズを身体・心理・社会的側面から把握する。


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 (カ) チーム医療の実践

       医療従事者をはじめ、患者や家族に関わる全ての人々の役割を理解し、連携を図る。


① 歯科医療の提供にあたり、歯科衛生士、歯科技工士の役割を理解し、連携を図る。

② 多職種が連携し、チーム医療を提供するにあたり、医療を提供する組織やチームの目的、

    チームの各構成員の役割を理解する。

③ 医療チームにおいて各構成員と情報を共有し、連携を図る。


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 (キ) 社会における歯科医療の実践

        医療の持つ社会的側面の重要性を踏まえ、各種医療制度・システムを理解し、地域社会に貢献する。


① 健康保険を含む保健医療に関する法規・制度の目的と仕組みを理解する。

② 地域の健康問題やニーズ把握など、公衆衛生活動を理解する。

③ 予防医療・保健・健康増進に努める。

④ 地域包括ケアシステムを理解し、その推進に貢献する。

⑤ 災害や感染症パンデミックなどの非日常的な医療需要について理解する。


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(ク) 科学的探究

       医学及び医療における科学的アプローチを理解し、学術活動を通じて、医学及び医療の発展に寄与する。


① 医療上の疑問点に対応する能力を身に付ける。

② 科学的研究方法を理解し、活用する。

③ 臨床研究や治験の意義を理解する。

  

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 (カ) チーム医療の実践

       医療従事者をはじめ、患者や家族に関わる全ての人々の役割を理解し、連携を図る。


① 歯科医療の提供にあたり、歯科衛生士、歯科技工士の役割を理解し、連携を図る。

② 多職種が連携し、チーム医療を提供するにあたり、医療を提供する組織やチームの目的、

    チームの各構成員の役割を理解する。

③ 医療チームにおいて各構成員と情報を共有し、連携を図る。


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 (キ) 社会における歯科医療の実践

        医療の持つ社会的側面の重要性を踏まえ、各種医療制度・システムを理解し、地域社会に貢献する。


① 健康保険を含む保健医療に関する法規・制度の目的と仕組みを理解する。

② 地域の健康問題やニーズ把握など、公衆衛生活動を理解する。

③ 予防医療・保健・健康増進に努める。

④ 地域包括ケアシステムを理解し、その推進に貢献する。

⑤ 災害や感染症パンデミックなどの非日常的な医療需要について理解する。


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(ク) 科学的探究

       医学及び医療における科学的アプローチを理解し、学術活動を通じて、医学及び医療の発展に寄与する。


① 医療上の疑問点に対応する能力を身に付ける。

② 科学的研究方法を理解し、活用する。

③ 臨床研究や治験の意義を理解する。


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(ケ) 生涯にわたって共に学ぶ姿勢


医療の質の向上のために省察し、他の歯科医師・医療者と共に研鑽しながら、

後進の育成にも携わり、生涯にわたって自律的に学び続ける。


① 急速に変化・発展する医学知識・技術の吸収に努める。

② 同僚、後輩、歯科医師以外の医療職と互いに教え、学びあう。

③ 国内外の政策や医学及び医療の最新動向(薬剤耐性菌等を含む。)を把握する。




【研修医プログラム内容①】
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※※こちらから【研修医プログラムの内容②】のページに行けます※※



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