歯並び・噛み合わせ治療の流れ 大人と子供の違いHideto Inoue Dental Clinic / Implant Clinic

矯正歯科について

矯正歯科について

歯並びや噛み合わせを良くする治療を行います。
歯並びや噛み合わせが悪いことの悪影響は、見た目の問題だけではありません。次のような悪影響があり、多くのことに支障をきたす可能性があるのです。

歯並び・噛み合わせの主な悪影響

咀嚼機能 うまく噛めないことは消化器官に悪影響を及ぼします
発音 発音が悪くなる原因になります。コミュニケーションにも悪影響となります。
見た目 コンプレックスとなり、自信を持てない・歯を見せて笑えないなどの悪影響があります。
口の中の健康 口呼吸になりやすい・口腔内清掃が行いにくいことで虫歯・歯周病リスクが高くなります。
顎の関節 顎関節に負担をかけ、顎関節症の原因になります。

見た目の悪影響は、心にも悪影響を及ぼします。歯並びや噛み合わせを治すことは、口の中だけでなく、全身の健康、心理的にも良い効果が得られたというお声もあります。

矯正治療は基本的に何歳からでも開始できます

大人になってからでも矯正治療は可能です。大人と子供の矯正治療には次のような違いがありますが、基本的に矯正治療に年齢の制限はないと言えます。(歯周病が進行している・奥歯を失っているといったケースでは、矯正治療ができない場合があります。)

40歳以降では、歯周病により悪くなった歯並びを治すために矯正を開始するケースもあります。

子供の矯正治療の特徴

基本的に抜歯せずに治療を行います。顎の発育を調整し、必要があればブラケット(ワイヤー)を装着して歯を並べます。大人よりも治療期間が短くて済むケースが多いです。

大人の矯正治療の特徴

抜歯が必要になる可能性があります。骨格に問題がある場合は、歯を動かす治療だけでなく、外科的な治療が必要になります。
また、インプラントやマウスピースを使った矯正治療を行う場合もあります。

主な治療の流れ

1 初診

カウンセリングを行います。矯正治療に必要な検査(頭部レントゲン・パノラマレントゲン・口腔内写真の撮影等)を行います。

2 診断・説明

検査結果をもとに、診断・治療方針をお伝えします。

3 治療開始

装置を装着して治療をスタートします。口の中を清潔に維持できるように、歯みがき指導も行います。

4 治療終了

治療が終了すると、装置を外します。

5 メンテナンス(保定期間)

治療が終了したら、保定期間の始まりです。保定装置を使用し、後戻りを防ぎます。定期的に経過を観察しながら、治療終了時の良い歯並び・噛み合わせを維持します。

インプラントを使った矯正治療

インプラントを使った矯正治療

大人の矯正治療で、歯を失っている箇所がある症例では、インプラントを使った矯正が適している場合もあります。
インプラント矯正は、インプラントを固定源として歯を移動させる新しい矯正治療法です。治療期間が短縮できるなどのメリットも多いです。

インプラントを埋入しますから、手術が必要になりますが、通常のインプラントとは異なり、矯正治療で使用するインプラントは小さいため(ミニインプラント)、手術時間は短く、手術による負担も大きくありません。

マウスピースを使った矯正治療

マウスピースを使った矯正治療

目立たない透明なマウスピースを装着し矯正治療を行う事もできます。矯正治療をしていることが知られたくない方、仕事柄ブランケットを装着するのが困難な方、金属アレルギーがある方などにオススメの治療方法です。

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