姿勢や体の歪みなど 全身に目を向けた噛み合わせ治療を行っています
噛み合わせとは、上顎の歯と下顎の歯の接触の仕方を言いますが、正しい噛み合わせの人はほとんどいないと言って良いほどです。
悪い噛み合わせと言えば、受け口(反対咬合)や出っ歯(上顎前突)を思い浮かべる人も多いと思いますが、一見問題がないようにみえても、正しい噛みあわせになっていない人は多いです。
「見た目に問題がなければ、噛み合わせに問題がない」というわけではないのです。
その肩こりは、噛み合わせが悪いことが原因かもしれません
当院では、今までに約8000人の患者様の噛み合わせ治療を行ってきましたが、その多くの人に肩こりの症状がありました。
肩こりの他、頭痛や腰痛、耳鳴りなど、悪い噛み合わせによって起こる症状は多岐に渡ります。
もしかしたら、日頃悩まされている肩こりや頭痛などの不定愁訴は、噛み合わせが原因かもしれません。 見た目を気にして噛み合わせ治療を始める人は多いですが、健康のために噛み合わせ治療を始める人は少なく、症状が現れていても、噛み合わせが原因だということに気がつかずにいる人が多いのです。
大人になってから噛み合わせが悪くなることもあります
「矯正治療は子供のうちにやるもの」と認識している人も少なくありませんが、大人になってからでも効果的な矯正治療は可能です。また、噛み合わせは変化しますから、大人になってから治療が必要になる人も多いです。
噛み合わせは、口の中だけの問題ではありません。日常生活の中にも、噛み合わせが悪くなる原因が隠れています。そのため、誰もが噛み合わせが悪くなる要素を持っているとも言えるでしょう。
-
姿勢の悪さが噛み合わせを悪くする
姿勢が悪いと体に歪みを生じます。「骨盤の歪み」など耳にしたことがあるかと思いますが、悪い姿勢は顎にも歪みを生じてしまうのです。
悪い姿勢は筋肉のバランスや歪みにもつながります。顎や口の周りの筋肉は、さまざまな筋肉と連動していますから、他の部分の歪みが顎の悪影響を及ぼしてしまうのです。 -
筋力の低下が噛み合わせを悪くする
筋力が低下することによって体の歪みになる場合もあります。筋力の低下によって体に歪みが生じ、噛み合わせが悪くなることもあるのです。 -
歯を失うことが噛み合わせを悪くする
1本の歯を失っただけでも、噛み合わせに影響を及ぼします。また、抜歯した箇所をそのまま放置してしまうと、左右の歯の高さに違いが出てしまいます。
30代以降は要注意!噛み合わせによる症状が現れやすい
当院で咬合治療を行う患者様で、最も多いのが30代です。次いで40代、20代、50代と続きますが、30代・40代の患者様が圧倒的に多いです。
頭痛に悩まされている人の中には、脳外科などいろんな病院にかかったけれど、原因がわからず症状が改善しない…という人も多いですが、噛み合わせ治療によって症状が改善しています。
30代以降、何らかの症状に悩まされているならば、噛み合わせが原因と疑い、チェックを受けてみることをお勧めします。
噛み合わせ治療は歯科医院によって大きく違います
噛み合わせ治療をどこの歯医者でも行っているように思われがちですが、行っている治療は歯医者によって違います。全身に目を向けた噛み合わせ治療を行っている歯医者は、少ないというのが実状です。
先にもありましたが、噛み合わせは全身と深く関係しています。本当の意味での噛み合わせ治療は、姿勢の悪さや体の歪みなど、全身を診なければ行えないと言えるでしょう。
悪い姿勢や体の歪みがそのままでは、いくら口の中だけで噛み合わせを調整しても、後戻りを招いたり、気になる症状を改善したりすることはできないのです。
当院では、見た目だけでなく、全身の健康、そして生活の質の向上のための咬合治療を行っています。
噛み合わせを改善したいという方、原因がわからない肩こりや頭痛に悩まされている方は、ぜひ一度ご相談ください。
噛み合わせとインプラントのデンタルセミナー
噛み合わせにお悩みの方、インプラントに関心をお持ちの方にぴったりな参加費無料のセミナーです。どうぞお気軽にご参加ください。
詳細ページ:『噛み合わせとインプラントのデンタルセミナー』
書籍紹介
当院院長著「全身の不調がよくなる歯のかみ合わせ」が発刊されました。
詳細ページ:『書籍紹介』