インプラント治療とくいしばり
「くいしばり」と言う言葉をご存知でしょうか。 病的なほどの強い力で食いしばる事の多くは就寝時など無意識な状況で起こります。この事が癖となり日常化すると体のさまざまな不調を招きます。
知覚過敏
歯磨きなどで歯がビリビリする場合、歯の表面が少しへこんでいます。
これは、磨きすぎでなるのではありません。夜間などにギューとくいしばる事が原因なのです。 テレビの情報番組でも紹介されました。
これは、磨きすぎでなるのではありません。夜間などにギューとくいしばる事が原因なのです。 テレビの情報番組でも紹介されました。
ゲルブの装置
この装置を下顎の奥歯に装着します。自分で出し入れできます。
顎関節症
口を開けると顎(あご)の関節に痛みが出たり、雑音がしたりするのは、あごの関節に異常があるからです。 これを顎関節症と言います。顎の動きが歪み、その為に夜間に歯ぎしりやくいしばりが起こります。そのため肩こりや頭痛などの全身症状が多く出ます。
歯やインプラントの破折
くいしばりが長年続くと歯が破折することがあります。破折した場合は抜歯しなければなりません。インプラントも同じで、くいしばりを放置しておくとインプラントが破折することもあります。歯やインプラントを長持ちさせるためには、くいしばりをしないようにしなければなりません。くいしばりは習慣化するので夜間にナイトガード(マウスピース)を装着し、歯に無理な力が掛からないようにすることが大切です。
噛み合わせ治療でくいしばりの症状を改善
くいしばりは、噛み合わせの治療をしなければ治りません。まず、顎のずれを調べ、頭や頸や背骨の姿勢を調べます。 そして正しい位置へ顎を誘導するゲルブの装置を使い、少しずつ慣らしていきます。治療期間は3~6ヶ月です。 治療後は顎の動きも良くなり、肩こりや頭痛などが軽くなります。