インプラントと ジルコニア冠

歯のかぶせ物は、以前は銀歯のような金属色が主流でした。しかし現在、樹脂やセラミック材料により自然歯に近い色あいを出す事が可能になりました。なかでもジルコニアと呼ばれる歯科材料は、新しい材料として注目を集めています。
インプラントで噛む力を取り戻し健康になる
歯を一本でも失ってしまうと、噛み合わせが乱れ、噛む事が難しくなってしまいます。思うように噛めないと、頭痛、肩こり、耳鳴り、不眠など、全身に症状がでてしまうことが知られています。
インプラント治療は、歯を失ったところに人工歯根を埋め込み、再び噛むことを可能にする治療です。
人工ダイヤモンド

ジルコニアは歯科材料の中で最も強く、欠けたり割れたりといったトラブルが少ないという特徴があります。変色や劣化を起こさせず、
白く美しい外観をしていることから『人工ダイヤモンド』とも呼ばれています。
アレルギーを起こしにくいのも特徴で、金属アレルギーの方も使用する事が出来ます。
インプラントのベストパートナー
インプラントの上に被せる冠として、ジルコニア冠は適しています。金属の三分の一の重さで、本数の多いインプラントに被せる時もほとんど重さを感じることがありません。
歯科技工士の技
しかし、ジルコニアは特性上、形成が難しい材料です。
コンピュータ制御によるCAD/CAMシステムなどの形成装置の導入とともに、熟練の技術をもった歯科技工士により患者様一人一人に合わせ形成することが可能となりました。