治療の流れ

  1. STEP 01

    調査・診断

    CTやX線撮影による検査をします。
    診断の後コンピュータによるシミュレーションを行い治療内容を説明します。

    調査・診断
  2. STEP 02

    インプラント手術

    医師とのカウンセリングを経て、手術へと進みます。
    静脈内鎮静法・笑気吸入鎮静法の採用により恐怖心を極力抑えた状態で手術を受けて頂く事が出来ます。
    手術は血圧や血中酸素飽和度のモニタリングなど全身管理をしながら行います。
    手術後は血液中の酸素濃度を高め、腫れの早期回復を目的として高圧酸素ルームに入っていただきます。
    ベットを備える回復室で止血を確認した後、帰宅していただきます。
    手術後の治りを良くするためにビタミンBやCを取っていただきます。

    インプラント手術
  3. STEP 03

    仮歯の装着

    入れ歯ではない、固定式の仮歯が入ります。
    ほとんどの症例で、手術した当日に仮歯が入ります。
    仮歯はチタンプレートで補強した上で硬質レジンで作成したものです。
    その日から噛むことができます。

    仮歯の装着
  4. STEP 04

    かみ合わせ治療

    あごのズレを診断し、かみ合わせの調整をします。
    仮歯装着後、かみ合わせ治療を開始します。
    かみ合わせに問題がある場合は、あごのズレや顔の傾きなどを調整して、かみ合わせが安定してから補強物を作成します。

    かみ合わせ治療
  5. STEP 05

    かぶせ物の作成・装着

    高さや見え方を確認した上で、かぶせ物を作成し装着します。
    メンテナンスがしやすい"ネジ止め"のかぶせ物を作るのが原則です。
    現在、理想とされる補綴物はジルコニアです。丈夫で審美性に優れていますが、高価になるため、お求めやすいチタンハイブリットで作成することもあります。
    患者様とのカウンセリングの上、素材を決めます。

    かぶせ物の作成・装着
  6. STEP 06

    メンテナンス

    歯科衛生士によるメンテナンスを定期的に行います。
    かぶせ物の装着後は専門衛生士による専門的なメンテナンスが重要です。
    原則として3ヶ月に一度行います。

    メンテナンス

ザイゴマインプラント⼿術の
費⽤例

患者様の⼝腔内の状態や
症状・埋⼊本数によって費⽤が変わります。
*保険適⽤外の⾃費診療になります。

  • 例①:上顎6-6

      金額
    インプラント
    診断料
    33,000x1= 33,000
    インプラント 319,000x5= 1,595,000
    ジルコニアCK 143,000x12= 1,716,000
    仮歯 3,300x12= 39,600
    シリンダー 7,700x4= 30,800
    セデーション 60,500x1= 60,500
    ザイゴマ
    加算
    220,000x2= 440,000
         
    合計   3,914,900
  • 例②:上顎5-5

      金額
    インプラント
    診断料
    33,000x1= 33,000
    インプラント 330,000x4= 1,320,000
    仮歯 3,300x10= 33,000
    シリンダー 7,700x4= 30,800
    ハイブリッド冠 99,000x10= 990,000
    ザイゴマ
    加算
    220,000x2= 440,000
         
    合計   2,846,800
  • 例③:(右上)┘4567

      金額
    インプラント
    診断料
    33,000x1= 33,000
    インプラント 330,000x2= 660,000
    仮歯 3,300x4= 13,200
    シリンダー 7,700x2= 15,400
    ハイブリッド冠 99,000x4= 396,000
    ザイゴマ
    加算
    220,000x1= 220,000
         
    合計   1,337,600

よくあるご質問

 

インプラント埋入治療は誰でも受けられますか?

年齢、持病の有無、骨の状態、などによって異なります。
年齢は、顎骨の成長が終わる18歳ごろを過ぎてからがよいでしょう。ただし、年齢に問題がなくても、糖尿病・心筋梗塞・高血圧などの持病がある方は、受けられないことがあります。
また、一般的に骨が少ない方は受けられないとされていますが、井上秀人歯科では骨を増やす手術によりインプラントを埋め込めますので、そのような方もあきらめず、まずはカウンセリングにお越しください。
 

インプラントの寿命はどのくらいですか?

治療後、適切なメンテナンスを継続してインプラント周囲炎をきちんと予防できていれば、インプラントは10年以上使えます。40年以上使えたという臨床実績もあり、「第二の永久歯」ともいわれています。入れ歯の平均的な寿命が4~5年、ブリッジが7~8年ということからも、インプラントの寿命の長さがおわかりになるかと思います。
当院では10年間のメーカー保証を設けているインプラントを使っていますので、さらに安心です。
 

治療期間はどのくらいかかりますか?

顎骨の状態や上下顎の違いなどにより治療期間は異なりますが、インプラントと顎骨とがきちんと結合するまで6ヵ月ほどかかる場合もあります(治療終了までの通院回数は平均10回程度となることが多いようです)。インプラント埋入治療の期間が長くなるのはそのためです。
しかし当院では、4回の通院で治療を終了できるインプラント埋入治療もご提供しています。「長期間治療を続けることが難しい」という方はぜひご相談ください。
 

治療費に保険は適用されますか?

インプラント埋入治療は自費診療(保険適用外)なので、高額になります。また、各歯科医院独自の設定により価格が異なります。
「高額だから良質」ということではありませんが、患者さまを第一に考え、技術、安全性、治療結果にこだわると、低価格での治療のご提供が難しくなります。
できる限り低価格にしたいところではありますが、良質な治療を行なって良好な結果を得るためにも、高額になってしまう点をご理解いただけますと幸いです。
 

インプラント手術のあとに痛みや腫れはありますか?

インプラント手術のあと、痛みや腫れが生じることがあります。
痛みは、治療範囲が広い場合やインプラントの埋入本数が多いと出やすい傾向があり、とくに麻酔が切れたときに感じやすいとされています。痛みの程度には個人差がありますが、「歯を抜いたときと同じくらいの痛み」などと言われることが多いようです。腫れは、骨造成手術のあとや歯肉の切開が広範囲にわたったときなどに出やすくなります。
いずれも術後数日で治まります。
 

インプラント埋入治療後の注意を教えてください。

痛み止めの薬は、痛みがなければ飲まなくても問題ありません。抗生剤や消炎剤については、術後の感染予防のため、医師の指示に従って用法・用量を守り、すべて飲みきりましょう。
また、術後は治療部位に刺激を与えないことが大切です。できる限り軟らかい食べ物を選び、手術した部位と反対側で噛むようにしてください。硬いものや辛いものなどの刺激物は避けましょう。治療部位を指や舌で触らないようにすることも大切です。